2017年08月28日

ダイヤのイヤリング、64億6000万円で落札 史上最高額

スイスのジュネーブ(Geneva)で16日、ダイヤモンドのイヤリング2個が競売にかけられ、イヤリング一組としては史上最高となる計約5740万ドル(約64億6000万円)で落札された。別々に出品され、2個とも同じアジア在住の人が落札した。競売を実施したサザビーズ(Sotheby's)が発表した。

 落札されたのは、14.54カラットのブルーダイヤをあしらった「アポロ・ブルー(The Apollo Blue)」と16カラットのピンクダイヤの「アルテミス・ピンク(The Artemis Pink)」。それぞれ4208万7000ドル(約47億4000万円)、1533万ドル(約17億3000万円)で落札された。落札額には手数料が含まれている。

 ギリシャ神話にちなんで名付けられた2つのイヤリングの評価額は、アポロ・ブルーが3800万~5000万ドル(約42億8000万~56億3000万円)、アルテミス・ピンクが1250万~1800万ドル(約14億1000万~20億3000万円)だった。ダイヤはいずれも傷がなく、鮮やかな発色をしている。

 アポロ・ブルーは、この種類の宝石用原石で競売にかけられるものとしては最も大きく、洋ナシ形にカットされている。

 アルテミス・ピンクもほぼ同じ形にカットされ、米国宝石学会(GIA)によると透明度が非常に高い世界で最も「化学的に純粋な」ダイヤモンドの一つとされる。  


Posted by ルイ at 11:18Comments(0)

2017年08月12日

『日本風太鼓橋』としてこの太鼓橋を再度描いている

本作では太陽の移り変わりによって様々に変化させる色彩が、モネの驚くべき眼と、大ぶりな筆触や色彩分割による表現手法よって見事に表現されている。

特にモネの大きな個性となっている一見、非現実的な色彩感覚は、造園した庭に池の木々や池、そこに浮かぶ睡蓮、水面に映る影の表現をより一層、表情豊かなものにしている。

本作以外にもモネは、ほぼ同一の展開によるボストン美術館の『睡蓮の池』や構図は同一ながら描かれた時間が異なるオルセー美術館の『睡蓮の池、緑の調和』、やや縦長の画面によるメトロポリタン美術館所蔵の『睡蓮の池』など同一の画題を扱った作品が数多く手がけている。なおモネは本作品群の制作から約20年後、白内障により視力を失いながらも、『日本風太鼓橋』としてこの太鼓橋を再度描いている。

  


Posted by ルイ at 15:14Comments(0)

2017年08月12日

『日本風太鼓橋』としてこの太鼓橋を再度描いている

本作では太陽の移り変わりによって様々に変化させる色彩が、モネの驚くべき眼と、大ぶりな筆触や色彩分割による表現手法よって見事に表現されている。

特にモネの大きな個性となっている一見、非現実的な色彩感覚は、造園した庭に池の木々や池、そこに浮かぶ睡蓮、水面に映る影の表現をより一層、表情豊かなものにしている。

本作以外にもモネは、ほぼ同一の展開によるボストン美術館の『睡蓮の池』や構図は同一ながら描かれた時間が異なるオルセー美術館の『睡蓮の池、緑の調和』、やや縦長の画面によるメトロポリタン美術館所蔵の『睡蓮の池』など同一の画題を扱った作品が数多く手がけている。なおモネは本作品群の制作から約20年後、白内障により視力を失いながらも、『日本風太鼓橋』としてこの太鼓橋を再度描いている。

  


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